どうも、今回は「エッセンシャル思考」の読書感想文を書きます。
日々やることで忙殺されているのになぜか成果がでない人向けな本ですね。
「エッセンシャル=必須な」ですので、大多数の瑣末なことの中から絶対にはずせないことを選び(本質を見抜き)、それに注力せよ、という内容でした。
300ページほどあるのですが、読んでいてスッキリする内容で、グサグサくる事が多いのですぐに読みきっちゃった記憶があります。
感想として書きたいことはたくさんあるのですが、エッセンシャル思考にちなんで一つだけ挙げたいと思います。
最も響いたこと:8時間睡眠
エッセンシャル思考の本を読んで一番ぐっときたのが睡眠というのは色々申し訳ありません(笑)
この本を読んだ時の私の睡眠は5時間ほどだったことや、思いのほか身近な内容から当時一番印象にある項目でした。
それに実際、いざ従って8時間睡眠を実践してみると世界が違うくらい爽快なのを実感しましたし。
この良さを分かってほしくて友達に話すと「宗教かw」と笑われますが、箇条書きすると以下の感じですね。
- 思考のめぐり方が段違い、創造力アップ
- 笑顔が増える
- ポジティブになる
- 気の利いたことが言える
- 優先順位がわかる
- 適切な行動がとりやすくなる
こんなところでしょうか、まるで脳内麻○でも出ていそうと言われても否定しにくいかも…。
本書では第8章で紹介されているので立ち読みでもされるならぜひ。
睡眠に関する細かいデータなど、科学に基づいた論理も書かれているので説得力がありました。
また、なんでエッセンシャル思考の本で睡眠が取り上げられていたかというと、本質を見極めそれに集中するには高い脳機能が必要だからということでした。
実践しやすいので、記事を読んでくださっている人もしてみても良いかも。
その他によかったこと
- ジャーナリストの目…本当に大事なことは表面に現れない。
- 90点ルール…たとえ89点くらい良いことでも90点を越えないならしない。
- ノーという技術…一つに注力すると他を捨てなければならないので、断る機会が増えます。その断り方のレパートリー集もありました。
- 構成が分かりやすかった…私の一気読みの原因の一つです。
読んでから1年半経った今思うこと
結論、30歳以降の少し経験を積んだ人向けなのかなと思いました。
20代前半などの経験が少ない人よりかは、色んなことを頼まれたり、若くても何かに忙殺されたような人により即効性がありそうな気がします。(もちろん20代の私が読んでも価値は感じましたよ。。)
というのも、いろいろ経験しているほうが「何が重要か」逆に「何がどーでもいいか」を経験的に知っているんじゃないかと考えています。
なので若いうちやあまり経験がない分野などではエッセンシャル思考を徹底するより、少し幅を広げるような行動が必要かもと思います。
それこそ初めのうちは「様々な経験を積む」ということが大事(=エッセンシャル)だと見抜いて集中する、ということが大事な時期もありそうだなと。
また、教育に関してもエッセンシャル思考は有効だと思います。
ただがむしゃらに経験を積んでスキルアップすることも可能ですが、裏を返せばそういった成長方法しか教えられないということでもあります。
それより部下や後輩に頭の使い方を伝えられる上司のほうが良いですよね。
まとめ
今回は以上です!1800円足らずで学べる内容としては濃くスッキリとした本だと思います。
これから何かを成し遂げたい人には間違いなくオススメできます。
読んでくださってありがとうございました。
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