どうも、アブーです!
結局CRA職が良いの記事で書いた通り、特定派遣の研究職からCRA職に戻りました。(現在はCRAも辞めています)
軽く転職した風に書いてますが「もうCRAに戻れないかも?」と心配な中での転職活動だったので今回記事にしておきます。
ちなみに僕の場合、厳密には未経験ではないのですが、新人研修が終わって一年経たずに退職+1年のブランクがあったため事実上ほぼ未経験扱いでした。
未経験からCRAに転職したい人や準経験者からCRAに転職したい人に役立てば嬉しいです。
目次
転職活動時の状況
私の場合、「転職する!」と決めて実際に内定をもらうに至った期間は約3ヶ月でした。応募状況については以下の通り。
- 書類選考:約25社
- 面接:4社
- 内定:1社
次に、苦戦した理由としてはこの3つが大きいです。
- CRA経験が浅く、経歴としては未経験に近い(また一から教育する必要がある)
- 社会人歴2年で2回目の転職ということで、転職回数が多い。
- CRAの仕事に対する熱意を上手く話せなかった。
ちなみに、内定まで大まかにどう動いたかというとこんな感じです。
- 転職サイト登録(リクナビNEXT、dodaエージェントサービス
)
- 履歴書・職務経歴書を作成
- 転職サイト経由で気になる企業・転職エージェントに応募
- 転職エージェントにお願いした方が効率がいいことに気付き、同時に自分と相性の良いエージェントに出会う
- 4社目の面接で内定GET
まずリクナビNEXTやdodaエージェントサービス
また、私の場合は予め辞めることが決まっていましたが、可能なら現職を続けながら転職活動をすることをオススメします。
実家を活動拠点にできるなど生活コストが低くて済むならいいのですが、
やはり定収入がないまま貯金がどんどんなくなるのは精神的に辛いです…。
(もちろん、辞めなきゃ死ぬくらいのブラック企業に務めているなら辞めた方がいいと思いますが)
転職するなら早めの着手が大事
転職の決意が固まったなら、まずは転職サイトに登録するのが第一歩です。ここでは私が実際に登録した転職サイトを載せておきます。
オススメの転職サイトで調べると色々なサイトを紹介されますが、多すぎても管理が大変でした(笑)
実際に私はこれだけで大丈夫でしたので、要は「自分に合うサイトを見つける」ことが大事かなと思います。
dodaエージェントサービス

オススメ度★★★★★
転職サイトの中だと、個人的に一番使用頻度が高かったです。
書類作成、面接対策、強み弱みの洗い出しなど、サポートが手厚かったです。
求人のレコメンドが思ったより優秀だったのも印象に残っています。
興味に近い&今まで知らなかったものをメールで知らせてくれるサービスがあり、このメルマガ経由で応募することもありました。
特に、履歴書や職務経歴書の作成は手間がかかる割りに、作成しないと応募を始められませんので、
作成をサポートしてくれるシステムがあるのは転職初心者にはとても助かるシステムでした。
DODAで作成した内容を元に別の転職サイトに履歴書・職務経歴書を登録しておけば効率的に転職活動を始められますので、転職活動の勝手を掴むのに最適なサイトだと思います。
求人に関してもちゃんと医療系のものがあり、CRAとMRに特化した業界専門の転職エージェントへの登録もできるようになっています。
私もDODA経由で知ったエージェントさんがきっかけで転職に成功しました。
VORKERS

オススメ度★★★★★
こちらは元社員・現社員から集めた企業の内情を知ることができるサイトです。
応募のページもありますが、どちらかというと私は企業情報を集めるために見ていました。
(応募は信頼できるエージェントさんに任せていました)
やはり、生の声を聞ける場所って少ないのでとても勉強になります。Vorkersで掲載されているクチコミは下記の通り。
- 社内の雰囲気
- ワークライフバランス(=早く帰れるかどうか)
- 給与
- 企業の強み弱み
- 経営者への提言など
傾向としては大きい会社ほどクチコミが多く、小さい会社ほどクチコミは少ないです。
理由としては、規模が小さかったり社員数が少なく距離が近い社風だと退職した人や不満を持っている人が誰かすぐバレてしまうからでしょうね。
と勝手に考察したりw、クチコミ以外の裏のメッセージ性が読み取れて面白かったです。
実際に私はここで仕入れた情報を元にエージェントさんに質問したり、クチコミから社風を読み取って面接のイメトレをしていました。
ちなみに全クチコミをみるには以下の2つどちらかを行えば大丈夫です。
- VORKERS経由で他の転職サイトやニュースサイトに会員登録する
- 所属している会社の評判を寄稿する
公式サイト:VORKERS
MIIDAS(ミーダス)
こちらの診断では自分の適正年収を知ることができるため面白かったです。
気になる方は▼こちらからどうぞ。

初めて診断したのは新卒で外資大手CROに在籍しているときで、診断してみたら550万、正直「こんなの適当だろ…」と
思っていたのですが、特定派遣の会社に転職してから診断すると400万としっかり下がっていました(笑)
多少盛っているとは思いますが、自分の市場価値を知るには手っ取り早いです。
また、ミイダスの適性チェックも自己分析ツールとしては勉強になりました。
- マネジメント資質
- 能力適性
- 職務適性
- 上下関係適性
- ストレス要因
実際に私の強みとして「適応力」「人あたり」が挙げられてて、恐縮ながら会社でも褒めてもらえることがあるポイントだったので驚きました。
改めて自己分析をするために色んなサイトの適性診断をしてみるのも良いかと思います。
リクナビNEXT

オススメ度★★★☆☆
こちらも知名度が高い転職サイトですね。私はグッドポイント診断
グッドポイント診断では18項目から自分の強みを5つ挙げてくれるので自己分析に役立ちました。
「どんな仕事に向いているか」を理解するのはもちろん役立つのですが、「仕事でどんな強みを発揮していけるか?」を知るヒントになりますので、希望の職種がはっきりしている人にも役立つと思います。
ちなみに私の強みの一部はこちらでした、合っているというか、周りの人からの評価に近かったです(笑)

以上のようにいくつか紹介しましたが、転職サイトは将来のステップアップのために転職という場合にも役立ちますので、
漠然と経験を積むより転職サイトで募集要項だけ確認しておいて、それを達成するように働けば効率的に目標に近づけますからね。
3〜5年経ってからようやく転職サイトに登録したけど、自分の経験じゃ応募すらできないとか虚しすぎますし…。
医薬品開発の仕事だと、TOEIC730点以上など、クリアするのに少し時間がかかることが応募条件になっていたりしますので注意です。
業界に特化したエージェント探し
CRAに転職したい人はDODAから製薬業界に特化した転職エージェントに応募してください。実際に私はこの転職エージェント経由の応募をメインにした転職活動で無事に内定を貰えました。
というのも、転職エージェント経由だと書類審査1回+面接1回の2回の選考で内定をもらえることが多いので、有利に選考を進めることが出来たからです。
頼もしくて押しが強いエージェントだと、応募先にも強気で転職者のPRをしてくれるので書類審査を通してくれやすく、
転職者側としては面接の場数を踏めますので、結果的に内定の確率が上がりやすいかなと。
また、他にエージェントに頼むメリットとしては、
- 書類作成等を細かく確認してくれる
- 面接の予行練習を細かくしてくれる
- 想定質問集をくれる
- 自分のネガティブな言い訳を転職活動で通じる文言にかえてくれる
複数あるエージェントさんに片っ端から登録して相談して、自分と相性の良いエージェントを早期に見つけるのが成功の鍵かもしれません。
参考:【CRA職に転職するなら今準備!】実際に登録したサイト・エージェント7社について書きます
CRA経験がないなら東京採用を狙う
未経験もしくは経験が浅い(3年未満)場合、CRAの転職は勤務地は東京のほうが良いと思われます。複数のエージェントさんに聞いた話ですが、医薬品の開発プロジェクトの92%は東京にあり、それ以外は大阪か九州にあるとのことでした。
なので未経験を育てられる環境の殆どは東京に集まっているそうです。
1プロジェクトくらい経験を積めば東京以外にも行けるはずですので、2~3年なら東京勤務でも良いなら内定率は上がるとエージェントからは断言されました。
面接の場数を踏む
人事担当が自分の経歴を見た時にどういったところに関心が向きやすいのか、この傾向を掴むのは大事なので場数って大事です。。就活で経験済みかと思いますが、自分が自信を持って答えられる質問は何か、逆に質問されると弱いこと、その対策など、本番にならないと分からないことが多いですし。
また、CRAを少しでも経験したことがあるならGCPの筆記テストや口頭試問をされることもありますので、本命の前にこういうテスト有りの選考は受けてみたいところですね。
年収交渉
その会社の未経験CRAの年収ついては転職エージェントに聞いておくのが無難です。エージェント相手なら根掘り葉掘り聞いて大丈夫ですし(笑)
未経験のうちは面接では「御社の規定に従います」と言っておいた方が良いかと。
余談:もしCRAの業務経験が少しでもあるなら…。
私みたいにまたCRAに戻る人が読んでくださっているなら、CRAとして今まで担当した施設数や業務の回数など、数値に出来るものはできる限り明確にしておいた方が良いです。というか結構聞かれます(笑)
経験が少なくても、業務の回数や業務内容、その時の反省点や成果を整理しておくと、面接で話が広がって会話が弾んだり、こちらの人柄を理解してもらいやすいです。
実際、私は施設を持ったことがなく、選定調査兼プロトコル合意が1回、ヒアリングが1回という経験の浅さでしたがそれでも会話になることが多かったです。
まとめ
かなり長くなってしまいましたが、CRAに転職したいならこんな感じで進めるといいと思います。- まずは転職サイトに登録(この時点で適性診断をしても良し)
- 履歴書・職務経歴書を作成(気になる別サイトにもup)
- 業界に特化した自分に合うエージェント探し
- 面接で場数を踏む
- 内定ゲット
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